スペイン滞在3日目。今日は午前中に2人の方との対談を行いました。
一人目はクリニカス・リンコン(ウニカハのセカンドチーム)のゼネラルマネージャーのパコ=アウレリオス氏です。
二人目はウニカハの育成(カンテラ)の責任者であるホセ=ルーカス氏です。
パコ氏はスペインの一般的な育成論とクリニカス・リンコンのフィロソフィーをお話頂き、ルーカス氏にはウニカハの育成組織についてお話頂きました。お二人の詳しい話を全てここに記すことは難しいですがので、今レポートではウニカハ・マラガとクリニカス・リンコンの少し複雑だけど興味深い関係についてご紹介したいと思います。
■13歳~14歳のインファンティル(infantil)
・ウニカハのスクールや近隣の地区から選抜された選手たち
・スカウトされた遠方に住む選手や外国人選手も在籍
・1年毎に契約(次年度に契約を結べない場合もあり)
以上の説明のようにウニカハのカンテラには13歳〜18歳までの選手が所属しており、18歳〜プロ契約までの世代がポッカリと抜けている状況です。
クリニカス・リンコンとウニカハは業務提携を結び、18歳〜20歳までの選手を集めて単体のチームとして2部リーグを戦います。
このような形態をとることによって、
パコ氏との対談、ホセ=ルーカス氏のウニカハのカンテラに関するプレゼンテーションの後は、ホセさんがロス・ギンドス(ウニカハの練習場)内を案内してくれました。
ロス・ギンドスの見学ツアーを終え、またカンテラの練習を見学した後に、いよいよ今日から開幕するコパ・デル・レイの会場に移動します!練習場からコパの会場までは徒歩10分程度です。会場に近づくにつれて、各チームのサポーターたちがラッパを拭いたり、声を張り上げて盛り上がっているのが聞こえてきました。いよいよコパ・デル・レイ(国王杯)に来たのだと実感できる瞬間です。
準々決勝第1試合
レアルマドリード 83 vs 60 グラン・カナリア
レアルマドリードの圧勝!!
準々決勝第2試合
ウニカハ・マラガ74 vs 79 CAIサラゴサ
地元ウニカハを破り、サラゴサが準決勝進出!
2試合を観戦すると、終了時刻は23時半近くになります。そこからタクシーやバスでホテルに戻りますので、到着は24時過ぎになります。
ハードなスケジュールや時差ボケ、慣れない環境などで皆さんも少しずつお疲れの様子ですが、明日以降もいろいろなスケジュールが目白押しです!!