ピカソ生誕の地とスペインの風景

~ピカソ美術館訪問・ミニコパ・コパ準決勝~

ツアー5日目の午前中はピカソ美術館を訪問しました。かの有名なパブロ=ピカソですが、彼はこのスペイン・マラガで産まれました。彼の生家はまだ現存しています。そのピカソの作品を集めた美術館がマラガ中心街にあるので、世界最高峰の芸術に触れてきました。

(ピカソ美術館は全館写真撮影禁止のため、残念ながら写真はありません。)

ピカソ美術館では、ピカソの独創力に感嘆しつつ、「芸術家と指導者の共通点は何か?」など、いかにもコーチングツアーらしいトピックで盛り上がりながら芸術鑑賞を堪能しました。

 

ピカソ美術館をあとにし、マラガ中心街を通ってホテルに戻る道中、幾つかのおすすめスポットにも案内してもらい記念撮影をしながら帰路につきました。

ミニコパ2日目
 
ウニカハ・マラガ vs FCバルセロナ
 
地元開催、さらには普段自分たちが練習している会場で試合という完全ホームのウニカハと世界的にも有名でカタルーニャの雄、FCバルセロナの対戦となりました。
 
午前中の観光が少し伸びたので試合開始時間丁度に会場のロス・ギンドスに到着しました。会場にはコートが2面あるのですが、ウニカハとバルサのコートは超満員。
 
そのため前半は人垣の後ろの方から観戦していました。
1Qはホームのウニカハがホームの声援を受けて善戦します。2Qになり徐々に体格で上回るバルサも本領発揮し、シーソーゲームの様相を呈します。
 
ハーフタイムになると観客の出入りがあったので、空いた席を狙って観客席に移動。見事最前列の席を確保。
 
3Qは一進一退の攻防が続きましたが、4Qに入り、ウニカハが爆発。得意のディフェンスでバルセロナの1on1をことごとくシャットアウトします。そこからエースガードの選手のゲームメイクで速攻やハーフコートオフェンスを次々と成功させ一気に点差を10点に広げました。そのままウニカハの猛攻と堅守は続き、最後は20点差をつけての快勝で決勝に駒を進めました。
 
決勝の相手は昨年のミニコパでも優勝しているレアル・マドリードです。
ミニコパを観戦後は、今回のツアー御用達のレストランで少し遅めの昼食をとって、再度ロス・ギンドスに戻ります。練習会場ではカデテ(15歳〜16歳)とジュニオール(17歳〜18歳)が練習を行っていたので見学をさせてもらいました。
 
今日はそれほど長い時間練習を見学をすることが出来ず、急ぎ足でコパ・デル・レイ会場に向かいます。コパ・デル・レイはその日の第1試合が19時スタートで、2試合目ともなると21時スタートになります。その為、試合観戦の途中でお腹が空いてしまうため、お昼を食べてレストランでボカディーリョ(サンドウィッチ)を作ってもらって、それを試合会場に持ち込むのがスペイン流。もちろん試合会場でもホットドッグなどは売っていますが、ボカディーリョのほうがお値段もお得で断然美味しいです!!

準決勝第1試合

レアルマドリード 98 vs 66 サラゴサ

 

レアル・マドリードが大量リードで決勝に駒を進めました。

準決勝第2試合

レンシア 81 vs 89 FCバルセロナ

 

第4Qにバレンシアが猛追する、FCバルセロナが終始リードでレアルの待つ決勝に進みました。

先日、スペインバスケのスーパースター、セルヒオ=ロドリゲス選手を紹介しましたが、スペインにはもう一人、スーパースターがいます。
ご存知の方も多いですね。
FCバルセロナ所属のファン=カルロス=ナバーロ選手です。
こちらもスーパースターらしくヴァレンシアバスケットとの準決勝、開始から3本連続の3ポイントショット成功で会場を沸かせました。
しかも得意の超クウィックショットでした!