スペインのバスケ祭　コパ・デル・レイ

～ミニコパ開幕＆ファンゾーン見学、国王杯準々決勝～

スペイン滞在４日目。この日はいよいよコパ・デルレイの育成年代版であるミニコパが開幕しました。

ミニコパとはコパ・デル・レイ（国王杯）に参加する8チームのインファンティル（13歳～14歳）の為に設けられている大会です。今回は私たちが練習見学で訪れていたウニカハ・マラガの練習場であるロス・ギンドスが大会会場として使われていました。またロス・ギンドスとは別にミニコパ専用の特設会場がマラガ市内の波止場に設けられて、そこには屋外コートとともにファンゾーンも設置されており、訪れる人たちが楽しめるようになっていました。

ミニコパ会場に着くと既に第１試合のウニカハ・マラガ対グラン・カナリアの試合が行われていました。先日、練習会場で見学したウニカハのインファンティル（13歳～14歳）の選手たちが試合をしていました。

またファンゾーンではCopa Del Rayの主要スポンサー企業がブースを出し、来場者がより一層大会を楽しめるようにいろいろな催し物が行われました。

ファンゾーンの一角には2014年9月にスペインで開催されるワールドカップの特別展示も行われていました。

ワールドカップ優勝国が手にすることができる「ジェームス＝ネイスミス杯」も展示されており、記念撮影をすることもできました！

またミニコパの第２試合には名門バルセロナの14歳以下チームも登場。14歳以下と言えども2人くらいはアップでダンクしていました…（笑）そこでバルセロナのカデテ（15歳～16歳チーム）のコーチの方ともお会いし、お話することができました。

ミニコパの会場でなんとペピュ＝エルナンデスと再会！！ペピュさんとは前回のマドリードでのコーチングツアーで対談をさせて頂きました。この日はミニコパの観戦に来ていたようです。

自分のことも覚えていてくれたようで再会の記念に写真を撮って頂きました。前回はホテル内で少し暗い写真だったので今回は晴天のした良い写真が撮れました！

実は、先日の元スペイン代表のカルロス＝ヒメネス氏へのインタビュー終了後、どうしても個人的に聞いてみたい質問があったので尋ねてみました。

質問は

「過去、たくさんの指導者と出会ってきたと思います。その中には気の合うコーチ、苦手なコーチ、貴方を良く起用したコーチ、いろいろ居たと思いますが、その中でも最も尊敬できたコーチは誰ですか？」

というものでした。

その答えは…

「ペピュ＝エルナンデス」

でした。

そうまさにスペイン代表、さらにはキャプテンとして世界選手権も制した選手が最も尊敬できるコーチと話していたのがペピュ氏だったのです。そんな素晴らしい方との再会は今ツアーでも思い出深いひとコマです。

フォンゾーン体験とミニコパ観戦の後はランチタイム。今日は御用達のレストランではなく、マラガ中心街にあるレストランへ。とても美味しいパエリアなどを頂きました。

この日はツアーも半ばに差し掛かり、参加者の皆さんも一番お疲れの様子でしたが、それでも元気のある方はロス・ギンドスへ移動しウニカハの練習見学も行いました！！